生徒さん、よくあるあるフレーズです。首をかしげながら、いつもどなたかがおっしゃっています。
ピアノがうまく弾けるようになるためにレッスンに足繁く通っているのに、つらいですよね・・・・?ってことは全くありません。心配御無用です。
私だってここ何十年うまくなってはいないでしょう。がんばってがんばって現状維持です。現状を維持できているってすごいことだなぁ、と自分のために思っています。
でも生徒のあなたは実は上手になられていますよ!!それに気がついていないだけです。わたしのところに来た日は楽譜が読めていなかった。音が荒っぽかった、両手ではひけていなかった。指のかたちがめちゃめちゃだった、指が動かなかった、簡単なリズムでさえ取れていなかった、は当たり前で、ピアノのいすにうまく座れていなかった、姿勢からできていなかった、などなどここだけの話し、かなりひどかったです。
今はそんなことないでしょう?あなたはとても上手です。上手になっていらっしゃるんです。
後期高齢者になった、80歳をすぎている、病気になられた生徒さん、そんなあなたこそピアノは大切です。現状維持を守るべく、弾く価値習う価値があります。そして前に弾けていた曲が弾けなくなったとしても、リハビリとしてピアノを続けたらいいんです。そんなご自分の演奏をどうか楽しめますように。
さて、そうは言っても基本は日々の練習です。
上手にちっともなってないわ、と思う方、簡単に言って練習が足りてないのかもです。1,2週間がんばってもそれほどの成果はないもんです。もうちっと続けよう。