月別アーカイブ: 2021年9月

ピアノはやさしい?難しい?

生徒ちゃんのお母様は言われます。

つい、言っちゃうんです。なんでそこ、まちがうの?できないの?と・。

また大人の生徒さんはほぼ全員言われます。

うまくいかないわ。おかしいわ。なんでできないの!・・・と。

答えはいたって簡単。

ピアノを弾くってことが難しいことだからです。

難しいことだから何年も続けて習います。そして納得されるんです。少しづつ上手になっていくんです。

やさしかったら、例えば1年、2年でできた!これくらいでいいか!まぁ、できたね!とやめたくなりますよ。

難しいから、できなくて当たり前。すこしづつでも上手になったら上出来です。

だからね、皆さんは上出来、上手になっていらっしゃるんです。

私は現状維持のため、下手になっていかないため、毎日毎日ピアノにむかっています。

あ、好きだからピアノに向かう、が一番の理由でした!!

ピアノを上達させるには

上達したい、納得したい、これはピアノを弾くかたは絶対にそう思いますよね。

その1番目は適格なことを言って導いてくれるピアノの先生につくこと。

あたりまえ。

ただ毎日毎日聞いてもらえアドバイスもらえるわけではないです。

私なんて、学校卒業してから40年以上のうち、ピアノの先生に習ったのは2年間くらいです。それも資格試験勉強のときだけ・・・・

あとはどうしているのでしょう?ほっとくとくずれるだけ・・・

こつこつ毎日積み重ねること。そしておすすめの方法があります。

自分の演奏を録音してみること。よくわかりますよ~。

ピアノを弾いているときはとにかく忙しい。右手を必死に動かし、と同時に全然ちがうことを左手で弾き・・・場合によってはペダルもふんでみる。

こんなに忙しい目をしていると弾くほうに気をとられ、自分の演奏は案外聞いていないんんです。忙しくて聞く暇がない、というところでしょうか。

まぁ、こんなもんやろ・・・とかなり自分に都合よく聞いていることが多いんです。

そんなときに、はい、録音しましょう。

そして聞き返しましょう。えっ!?これが自分の演奏かと驚かれるかもしれない。

思っていたのと全然ちがうように聞こえてくる。なんで??

それは聞き手がひまだから。手も頭も動かさずただただ演奏を聞いているだけだから、正確に伝わるんです。

大体、えっ!?の次はこんなにへたなんんだ?!です。

そこから自分が先生になったつもりで、楽譜におかしなところをチェックします。

ここはもっと静かにひいたほうがいいんじゃない?とか何か気がつきます。

とまってばっかりやな~、音かすれてるよ~などなど。絶対に思うことはあるはずです。

というのも私は長年この方法で自分のまちがいや雰囲気をなおしていっているからです。レコーダー、いい先生になってくれますよ!!

満足してくださっていますか

私のレッスンでのモットー。

それは、「生徒さんの気持ちによりそう」

自分にはレッスンをこうしたい、ああしたいという希望があります。でもそこに全部当てはめて進もう、となると生徒さんの希望とは違うことは多々あります。

例えば、まだまだこの曲を練習してもっと深く弾きこなしてほしいな、と思うことがあります。でも生徒さんがその曲に飽きている、早く他の曲をしたい、色々な曲を試してみたい、と思っていたとしたら?

また練習曲はうまくなるのに必須とわかっていても今は練習曲より好きな曲だけしてみたいと生徒さんが強く思っていたら?

難しすぎてこれは絶対に弾けないのでは?と思うような曲をぜひ弾きたいと楽譜を持ってこられたり、言われたりしたら?

答えは簡単。私は自分の気持ちより生徒さんの気持ちを優先しています。

それは無理だよ。難しいです。というのは簡単で私は習っていた頃先生に実際そういわれてきていて、頭でそうか、とわかっても悲しかったのです。

言われたことで一番悲しかったのは「あなたにはこの曲は無理、弾きこなせない」です。

そしてもう1つ。「なぜできないんだ!!」です。

小さい頃から受験前までは自由に弾いていたのに先生が変わると痛い目にあいました。せっかくがんばってきたのに弾きたい曲を弾かしてもらえないなんて!

だから自分が先生になってからは絶対に言いません。あなたには無理 ということば。

弾けないなら有名なメロディのとこだけ片手でもいい。早い曲をおそーーく弾いてもいい。

指が動かなくても力がでなくてもいい、弾きたい曲があることがその曲をがんばろうという気持ちが奇跡(みたいなもん)を起こすことはいっぱいあるから。

となんやかや言ってみましたが、素直に全面的に私の言うとおりにしてくださるかたも多数。だって何弾いたらいいかわからないもの!先生の言うとおりにしていたらうまくなるからそれでいい。と言ってくださいます。

それもすごくすごくいい。

要は生徒さんがどうしたら満足していただけるのかを常に忙しく(笑)はりめぐらしているかが大切と思っています。

手作りカレンダーって・・・

もう10数年前から手作りの小さなカレンダーを作っています。

始めはネット上にある無料のイラストなどをお借りしていましたがやがて妹の写真を使うようになり、いつも妹の写真はうまいなぁ(身内びいき)と眺めています。

時には大きく印刷してマイルームに飾ったりもしています。

そして生徒さんや妹たちにもわけて好評をいただいているのですが・・・

毎年何らかのミスがあります。祝日が黒色になっているのは許せるかどうかの危ないとこですが、今年も絶対してはいけないミスを発見。

嫌になるなぁ。さすが素人の手作り。25日が2回もある9月!!

私のカレンダーを持っているかた、くれぐれも信用しないでね。来年どうするかなぁ。

作ろうか迷い中。やるんだろうな。だとしたらまちがいないように頼むよ。わたしさん。

のんびり歩く

9月に入って涼しくなり、久しぶりのよいお天気。

いつも雨の合間か早朝にそそくさと散歩しています。よし、今日は万博まで行ってみようか。

1人で行くのは何年ぶりでしょうか。と言っても昨年も今年もすでに何度も行っているところ。ほとんど手ぶらでてくてく。

日曜なのですが9時半はまだ人はまばら。

すすきにはぎ、彼岸花、そして早くも色づきはじめたもみじ。

小さい子たちもいて、虫とりに夢中になっていたり、年配のご夫婦が仲良く歩かれているのにも出会いましたよ。

初秋をたっぷり満喫できました。もっと長くいたかったけれど、足のこと考えて無理はしないでおこう。

でも気分はさわやか。友達や孫ちゃん連れてにぎやかいのもいいけれど、1人でぶらぶらも味わい深いです。

また行こうっと。

ね?秋でしょう?
彼岸花が咲いていました。

ピアノを始めるのに最適

コロナの中、なかなかしたいことが出来ず家のなかで何をしようか、と考えている方は多いですね。

ピアノっていいです。自分一人と鍵盤楽器があれば簡単。指でおせば音は正しくなります。感染する危険は0。最近は音符に振りがなをふってある楽譜も多い。今更、音楽経験はないし、習うなんて敷居が高い、と思っていらっしゃるかた、ぜひ私に声をかけてください。

私は大人のかたの経験者のみなさん、また音符をみたこともピアノにさわったこともないかたの皆さんにピアノの楽しさを伝えることが旅行(なんでここにくる?)と同じくらい好きなんです。

どんだけ弾けなくても叱ったり怒ったりはありえません。いつも笑っています(と思う)

弾けないけど、弾きたい。うまくいかないけどうまくなりたい。お年寄りの方も大歓迎です(私も年よりなのでお話あうとおもいます)そんなかたとピアノを通じて交流ができるってすごいことですね。

生徒さんたち、最近めきめき上手になっていらっしゃいます。こつこつ家で練習しやすい環境になっているのですね。ピアノがあって本当によかったわ!と言われます。

コンサートはまだ出来ない環境ですが、いつか披露しあいましょう。その時はあなたも参加してください。