投稿者「sachiko」のアーカイブ

あなたのペースで

私の教室では年に42回コースと月2回コースがあります。
とお伝えしています。

でも実際はコンサート前は希望により数を増やすこともあります。

そしておもしろいのが月に1回だけレッスンにきているかた。
そして月に何回くるか決めないで空いているときに来られるかた。

2か月に1回、半年に1回、半分おしゃべりにきているようなかたもいる。

趣味はいつやっても休んでも自由だぁ~って感じ。

どうしても曲がうまくならないといけないわけでない。
片手でも、忘れていても別にかまわないんです。
けっしてめげない。しょげない。くじけない。

あと人と比べない。

深刻になる必要なんて全くない。

趣味は楽しむもので挫折するものでなんかない。

きわめても広く浅くでもどちらでもいい。

勿論、まじめにできていないところは多いに反省、そしてたくさん
練習し、がんばっていくのは素晴らしい。

どんどんうまくなるのをみていると先生冥利につきる。
感動する。

特に子供ちゃんには「練習は毎日するものだ」「練習は楽しいものだ」
と思ってほしくてあの手この手で私は頑張ることも多いいけれどね。

でも先生を満足させるために習っているんじゃないよね。
そんな人はいない。

どんな形でもいい。
ピアノを通じてあなたに楽しんでほしい。
ピアノを通じて笑顔になってほしい。

こんな気持ちで毎日生徒さんを迎えています。

よくきてくれたね、ありがとう!!

長女の引っ越し

昨日は長女の6度目の引っ越しの日でした。

1日中雨のなか、何とか無事引っ越しを終えました。
一人分でもいっぱいの荷物だった。

場所は道をはさんで向こうは高槻市というところ。少し不便。
家賃が安かったそうだ。

私の家は道をはさんで吹田市だから、同じ茨木でも端っこどうしです。

1度目は東京に就職して引っ越し。
もう2度と大阪には帰ってこないと思っていた。

2度目は4年たち、家賃補助が切れたのを機会に大阪がいいと
転職してまた我が家へ。
次女が関東に行ってしまった時期だったのでちょっとうれしかった。

3度目は我が家のましたの家に結婚して小さく引っ越し。
とてもうれしかった。

4度目は大阪市へ仕事場に便利なところに引っ越し。
ちょっと彼とさざなみがたっていた。
狭苦しい家だったので不安だった。

5度目は離婚してまた我が家の真下の部屋へ。
つらかった、の一言です。

そして6度目、再婚すべく部屋を探し、今日から彼と暮らしています。

厳しい仕事を続けながら、妊娠しながら がんばる長女。
24日は結婚式をささやかにします。

おめでとう!!

お母さんは心配だけどうれしい。
本当にうれしいけど心配。
でもうれしくてたまらないのです。

厳しいことを言ってしまうとき

今週も先週も、オカリナと合唱で私に個人攻撃でもなんでもなく
全体に向けてだったがかなり厳しいことを言われた。

フォローしてくださるときもあれば、言いっぱなしのこともある。

今週は特に風当たりが強く、(みんなに対してですが)私は夜
寝られなかった。

気になって。一生懸命練習しても怒られる。

怒られることは慣れている。
得意のピアノだって、たまに習いに行ったりすると
怒られる。今までピアノを弾いて悲し涙を流したことだって何度かある。
(怒られてね、何でそんなふうに弾くんだ!ってね)

今も覚えている。昔のことだがこっぴどく怒られたことを。
そんなにさぼったのでもなくまじめに練習して怒られているのだから
あまりいい気はしないもんです。

で、私もピアノ指導者。
知らず知らずに真剣になって生徒さんを悲しませていないか、反省する。

同じことを例えば10回、機嫌よくやさしく言っても、11回目に同じまちがいをされると、やさしくなれないことがたまに起こります。

どうしたんだろう?わたし。
何を真剣になっているんだろう。
もっとやさしく丁寧に言おうよ。

どの人も一生懸命に変わりはない。
言われたほうの気持ちになろうよ。
言い方かえようよ。

と内心怒りたい、いやこれ以上だめだ、のせめぎ合いをしていることがあります。
1年に2,3回くらいあるかなぁ。

本当の私の気持ち、ピアノって最高に楽しいものですよ。
ピアノ好きになってくださいね。ゆっくりやっていきましょうね。
という気持ちが伝わっていますように。

今日はオカリナDay

朝9時半には高槻のとある公民館に全員集合。
私も入れて8人で仲良く練習しました。

今日はえんえん午後1時まで猛練習しました!!

終わったあと、しんどいわ~連発でしたが。

10月7日に「オカリナ仲間の集い」(新大阪で)に参加して演奏を披露します。

8人で4種類のオカリナを使い、アカペラの曲をがんばっています。

みんなも私も、ただ趣味で楽しんでいるだけ。

なかなかうまく合わないけれど、あきらめることなくアンサンブルを
楽しみたいです。

趣味と言えば合唱もある。
こちらも10月9日に全日本合唱コンクール(池田で)に出場します。
(オカリナとかぶらなくてよかった!)
猛特訓中です。

こんなことやってるから、毎日どたばたしてるんですね、わたし。

生徒さんがやめたくなるとき

ピアノを続ける環境があるのにやめたくなるとき・・・
今までの経験から考えるとそれはたった二つだけかと思っています。

1つは、ピアノが好きになれなかった、練習が好きになれなかった
ピアノに自信がない など本人がもう続けるメリットがないと感じた場合。

何故ピアノが好きでないか、なぜ練習が好きでないか、なぜピアノに自信がもてなかったか。

私が感じる答えはまた1つ。

ピアノの指導者の力不足。  これにつきる。
私たち指導者はいろんなことを言います。

ちっとも練習してこないから弾けないんだよ。
とか
今度こそがんばってきてね
とか。

じゃあなぜ練習しない?がんばらない?
ピアノを後回しにするの?

答えは簡単。

練習しようと思ってもよくわからなくて練習のしようがない。
楽譜がよく読めない。 曲が難しすぎる。根気がつづかない。 
もう練習しないいいわけを先に考えてしまうかたたち。

時間がなかったから。
宿題にてまどったから。
いろいろ忙しかったから。

そんなことを言われたら、指導者は反省したい。

考えたい。
本当にそれだけか?

考えると、ひょっとして時間あってもしないのでは?に割と簡単にいきつく。

そのわけは?
こちらの説明や、宿題のだしかたに無理がなかったか、
私は考えだす。

楽しいレッスン、家でも楽しく練習できるように持っていくことを。

最近特にそんな考えにいきつきます。

練習してこないなんて、なまけてるんじゃない?
大昔はそんなこと思っていたけど、今は思わない。

そして2つ目の理由

何度かありました。
経済的な理由につきます。

お金がないから、もったいないからやめます。とは言われない。

でもそう。

そんなかたたちがいらっしゃれば相談にのります。
実際相談にのったこともありました。

何とかして続けてほしい。

ピアノをやめたくなるときとは

ピアノを続けるか やめてしまうか

その選択は私たちピアノ講師ではなく習っているかたです。

例外なく講師側はやめていかれるときは残念に思います。
私が願うのは
音楽、ピアノをどんな形でもいいから永遠に離れてしまわないでね 
です。

やめたくなるとき、、、

大きくわけると
1.やめざるをえない場合
2.続けることはできるけどやめる場合。

1.は引っ越し、転勤、結婚、病気 または金銭的に非常に苦しくなったなどでどうしてもレッスンに通うことが不可能になった場合ですね。

2.にはどんな理由があるのでしょう。
ピアノが好きになれなかった。
他のことが(勉強や仕事)忙しくてできなくなった
先生が好きになれなかった

などいろいろあると思います。

これらについては次回に思うことを書いてみたいと
思います。

「1人でがんばった練習」コンサート

来年のことをもう考えています。

秋にたっぷり1か月は休みをいただく私。

私が生徒だったら、うんちょうどのんびり休憩するチャンス!
とばかり、ほかのことに夢中になっていそう。

ピアノは練習すれば答えてくれるし、しなければへたになってしまう。
何とも正直者なのです。

だから私の留守の間、「家で一人で練習しました!」
「少し上手に弾けるようになりました!」
と言えるように

年明け14日(未定)ぐらいにホームコンサートをします。

弾く曲はあらかじめ発表しておいてもらおうかな??
どんな構成にしようかな?

なんて考えているとまたもやわくわくしてきます。

しかしですね、埼玉の娘宅にはピアノどころか鍵盤は何もありません
一番練習できないの、わたしやん!

悲しいのか、少しうれしいのか複雑です・・

ひらめく

レッスンをしていると、ずっと長年レッスンをしていると
感じる。

生徒さんが弾きながら考えていることが。

その時だけわかる。ひらめく。

どのかたもレッスンでは一生懸命弾いてくださる。

その心のなかは千差万別。

いろいろいっぱい考えている。弾きながら。
曲のこと。

案外うまくいってるな。またはだめだ、、弾けてない・・・
この曲きらいなんだけどなぁ。
嫌な個所にきた、うまくいくかなぁ・・・
なんか疲れてるわ・わたし・・・

もっと具体的なこともいっぱい考えて弾いている。

ピアノを弾かれているときだけ心のなかが少しずつ見えてくる
(と勝手におもっているがどうなんだろう?)

私のアドバイスは曲にたいすることがほとんどだけど、
それだけではダメな時がある。

家庭の事情。そのかたが背負っているもろもろのこと。

そのかたの情報が曲をきくと見えてくるときがある。

さぁ、今日も私は真剣に、神経をはりめぐらせて
それでいてとっても楽しく、喜びながらレッスンに向かっているのです。

どんなアドバイスをしたら、どんどんのびていってくださるのかを
考えて。自分のひらめきを感じて。 
(いつもながらにわけわからん文ですみません)

夏は特に母を思う

2年前の暑い8月、なのにもう氷のように冷たい母の手をにぎって
意識もない母に明日は私のピアノ発表会だから今夜はこれで帰るね、
と病院をあとにしたのが生きている母をみた最後になった。

考えたらその時には、もうあちらの世界へ足を踏み入れていた母

家に着く前にまた病院から呼び戻された。

急いで向かったが母はあっというまになくなっていた。
その時のショックが今もフラッシュバックする。

毎日のように今も母の顔が思い出される。

その3分の2が、病気をしてからの顔。
または寝たきりになってからの顔。

病気が長かったから、もう元気なときのことは思い出せないのかしら。

また8月は母が生まれた月でもある。

母は洋裁が上手だった。
いつも私のことをほめてくれた。
ピアノがうまいのよって。ピアノの先生をしているのよ。
優しい子なのよって。
しっかりしているのよって。
ほんとうに元気だったころは
いつもほめてくれていた。

母には最後まで長女が離婚したことを言えなかった。
心配させたくなかったんです。

まほちゃん、赤ちゃんは?仲良くやっているの? 
と亡くなる7か月前まではまだ話ができ
長女のことを気にかけてくれていた。

いつも仲良くしているよ。赤ちゃんはまだいらないみたい、
と私はうそをつきっぱなしだった。

お母さん。

長女が本当に赤ちゃんができたの。来年にはお母さんになるよ。
私もお母さんが、がっかりしないようにピアノの先生をずっとしているのよ。
お母さんに今も自慢してもらいたいよ。

お墓にしかお母さんに会いにいけないけどまた報告にいきますね。

ずっとキラキラしてほしい

ピアノを弾く、ピアノを習うって、最初はわくわくとても楽しみに
してみんなきます。

中には不安そうな人もいるけれど。

好きな曲がすぐにでもすらすら弾けるんじゃない?って思っているよね。

その気持ちのまま、ずっと続けてほしい。

あーあ、ピアノ弾いても難しいし、ちっともうまくならないよ。
練習も好きでないし、しんどいなぁ・・・

こんな気持ちになる日が1日でも少なくしたい。

ずっとるんるんでうまくいくって言うのは、確かに難しいかもしれないけれど
絶えず生徒さんの笑顔がくもらないように、と願ってレッスンをしています。